大発明!?珍発明!?「回転ベッド」

1960年代の後半に、画期的な発明品が誕生しました。「回転ベッド」は日本中のラブホ愛好家たちに衝撃を与え、ラブホテルの定番となります。ベッドが回転すること自体には性的に何の面白みもないにも関わらず大流行し、ラブホテルと言えば回転ベッドがあるところ、と考えられるくらい普及しました。入ったホテルに回転ベッドがないと、多くの人が「がっかり」しました。女性をホテルに誘う口実にも仕えるのがメリットです。
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何故かはやった回転ベッド

「回転ベッド」はスイッチを入れると円形のベッドが、ゆっくりと回転するものです。目が回るほどの速さではなく乗っていて気分が悪くなることはありません。ベッドそのものが円形のため、布団も円形という変わりものです。当時、モーテルでは「3年で設備投資を回収しなければならない」と言われるほど設備投資の回転がはやかったのですが、回転ベッドを導入したホテルは十分に採算があいました。

ベッドを回転させながらする性行為そのものには、特別な経験になるというわけではありませんが、人気の秘密は「鏡」。天井が鏡張りになっていたり、ベッドの周囲が鏡だったために、行為をしながら自分たちの姿をみることができ、しかもそれが動くという点が刺激的でした。部屋の照明も工夫されていたので、ライティングと鏡との組み合わせで、さまざまな角度から見られました。ミラーとライトの効果は、ストリップ劇場からイメージされたものと言われています。

尚、リビアの指導者だったカダフィー大佐も、日本から輸入した回転ベッドの愛好家だったことが知られています。

女性の興味をひく材料になりました

回転ベッドはとても有名になったために、女性も高い関心を持つようになります。ホテルに入るというよりも、「回転ベッドを見学に行く」という感覚で入れたために、男性も女性を連れ込みやすくなるという効果がありました。「今人気の、回転ベッドを体験に行かないか?」と誘えば、セックスしようよと言うのとは異なるニュアンスで誘え、女性も「見るだけよ」と自分に言い訳しながらOKすることができます。

大人気の回転ベッドでしたが、1985年に風営法が改正されて新規の導入が制限されたため、次第に廃れてしまいます。当時のベッドがそのまま使われている一部のホテルでは、現在でも使用されています。

回転ベッドはラブホテルの設備の中でも突出した人気を獲得したラブグッズです。女性をホテルに誘う口実にも使え、とても便利でしたが、現在では法規制によりほとんど姿を消してしまいました。