ラブホテルはどこに多いのでしょうか?

ラブホテルは風俗営業法によって規制されていますが、法律の決まりがとても細いため、法的に「ラブホテル」となるものと、法的には該当しないものがあります。渋谷の道玄坂地区はホテル街として有名で、およそ300あるホテルのすべてが外観上はラブホです。しかし、風営上の「ラブホテル」は半数にも満たない数です。

数を確認するのは難しいですが、ホテルの多い地域がどこなのか探ってみましょう。

風営法上のラブホテル

法的にラブホテルとみなされるのは、フロントを通さずに客室にチェックインできるワンガレージ・ワンルームタイプのものです。

風営法上のラブホテルになると、さまざまな規制にかけられてしまうため、あたらしくつくる際には、それを逃れる工夫がなされます。実態として、多くが建築時にはビジネスホテルで申請して建てられています。法的なラブホテル数と、実質的なラブホテル数の間にかなりのかい離があるため、その総数を把握することはほぼ不可能です。

さまざまな資料に、日本のラブホ数は35000、あるいは40000などと記されていますが、かならずしも正確ではないのかも知れません。

ラブホテルはどこにたくさんあるのか

ラブホの軒数を正確に把握することは困難ですが、総務省の調査した結果を見ると、日本で一番多いのは東京都。ついで、大阪府、北海道の順です。東京、大阪は大都市圏で人口も多いので、ラブホの数が多いのは理解できますが、北海道に多いのは不思議です。

人口が多い都市にラブホ数が多いのは当たり前なので、人口比率で比較すると一番多いのは宮崎県。二番目以降は、佐賀県、山梨県、福島県、熊本県、大分県。なぜか九州の県が上位にランクインしています。都市別に比較すると、熊本県の阿蘇郡西原村が日本一で、794人に1軒の割合です。二番目に多いのは、米どころ新潟県の北魚沼郡川口町、三番目は長野県の北佐久郡御代田町。意外なことに、都会ではなく、人口の小さな田舎町に集中していることがわかります。おそらく土地の安い山間部に、ラブホが集中して建っているのでしょう。

風営法のからみから、ラブホテルの数を正確に把握することは困難ですが、人口比でみると九州地区に多いようです。