ラブホのようで実は違う!偽装ラブホテルって何でしょう?

普段何気なく利用しているラブホテルですが実はそこ、偽装しているかもしれません。全国には3万件以上ものラブホテル営業がありますが、実際に警察庁が把握している数は5分の1程度とされています。つまり多くのラブホ(?)は違法営業を行っている可能性があるということです。偽装ラブホテルの実態について見ていきましょう。

ラブホテルのようでラブホテルじゃない?

男女の性交渉の場として活用されるのがラブホテルです。その特性上、一般的なホテルとは違って特別な法律によって規制されているというのをご存知でしょうか。実はラブホテルというのは風営法に基づく届け出が必要であり、当局より許可がない限り営業することは認められていません。
しかし実際には警察庁が把握している数、7000件あまりに対して5倍に当たる3万5千件以上のラブホテルが存在しています。つまりほとんどは風営法の許可を得ずにレジャーホテルやリゾートホテルとして営業をしているのです。もちろん中身はラブホテルのそれであり、利用客が見分けるのはほぼ不可能な状態となっています。

小学校の近くでラブホテル!?

偽装とはいっても他人に迷惑をかけなければ…という気もしなくはありません。しかし実際に周囲の住民にとって迷惑になるような営業をしていた偽装ラブホテルも存在していました。大阪のある地域ではなんと小学校の近くでラブホテル営業をしていたケースがあったのです。風営法やラブホテル規制条例などでは小学校などの近くに男女の性愛を目的としたホテル営業をすることはできません。ではなぜ大阪では営業をしていたのでしょうか?実は一般の旅館として何食わぬ顔で登録をしていたのです。

犯罪の温床となる危険性

偽装ラブホテルの問題はまだまだあります。ラブホテルはその特性上18歳未満の入館は固く禁じられています。そうした事態を防ぐために風営法に基づいて警察の立ち入り権限もあるのです。しかし一般の旅館・ホテルとして偽装されている場合には警察は検査することができませんし18歳未満であっても入館できてしまいます。
そういった場所ですと、例えば性犯罪の温床となる可能性が出てきます。規制がないために誰でも簡単に入れてしまうことで青少年を犯罪に巻き込んでしまう恐れがでてきてしまうわけですね。

法と業者のいたちごっこは続く

そうした様々な問題が疑問視され、改正風営法が施行され「ラブホテルの定義」が具体的に示されました。とはいえその法の目をかいくぐり、ちょっとした工夫をして偽装を続けるところはまだまだたくさんあります。
利用客にとって直接的な影響はないと言えばありません。しかし気持ちの上では偽装して悪徳営業を続けるところを利用しているかも…なんて考えるとセックスも楽しめないことでしょう。厳しい取り締まりの上、偽装ホテルが無くなることが望まれます。